mF247とデジタル音楽の行方について

12月20日mF247のサービスが正式に始まったみたいなので早速利用してみた。
全部無料でダウンロード出来るところが素晴らしい。しかも曲の一部とかじゃなくて全部。もう少しリクエストがあるとすれば、落としたファイルの名前が曲名じゃないとかサイトが少し重いとか。ジャンルごとにみるとまだupされてる曲数がそんなでもないけど、これが増えてきて影響力を持つようになるとかなり面白いと思う。
またタイムリーにこんな本を読んでいる。

デジタル音楽の行方

デジタル音楽の行方

目から鱗だったのが、「音楽を水のように消費することができるサービス」という発想。水や電気を利用するのに金を払っていると感じる人はいないと。払ってるけど。
音楽とはCDという製品を買うことによって手に入れるもの、という考えが古臭く感じられる。聞くときも、違うアルバムを聞きたいときはCDやMDを取り替えるっていう発想がもうこびりついてしまっている。それをぶっ壊したのがiPodだっていう話をどっかで読んだ覚えがあるけど、iPodだってクラッシュする可能性があるわけで、iTMSで一曲150円てのも高いし、(iTMSはアルバム一枚がTSUTAYAで一週間レンタルくらいの料金にならないと話にならない気がする)DRMとかもうざったい。知らないで使っている人は多いけど。
プレーヤーだって消耗品だから2万円以上というのはちょっと。いったいハードを何年使うつもりだよ?コストパーイヤーがどんくらいだよ?とか考えるとやっぱり一万円台だと思う。ってそんな話はどうでもいいんだけど。
あとiPodが増えるのは怖い。とにかく猫も杓子もiPod。犬も歩けばiPod。石を投げればiPodユーザーに当たりますよね。そうなるとアップルの独占状態とかになっちゃうじゃん?そういうのがすごく怖い。codecが戦国時代状態だからポストmp3はとっとと決まって欲しいというのはあるけど。とにかく電池が持たないプレーヤーはすごくイヤです。単三単四一本突っ込んどけばOKていう奴じゃないと。薄いとかどうでもいいし、薄いっていうのにみんな洗脳されすぎだから!そんな風にそろそろiPodユーザーを痛烈にDISってみたかっただけです。

そんな風にもうCD排斥!ぐらいの勢いで新しいデジタル音楽の考えにどっぷりつかってみたけど、さすがに周りは全然ついて来ません。定額かつ低額で湯水のように音楽が利用できるって素晴らしいと思うんですけど、なんかCDとかジャケットとかに愛着のある人が多いみたいです。