ついにみたよ、映画「夜のピクニック」。

http://www.yorupic.com/
以下感想だがマニアックなネタバレ含む。
歌舞伎町の映画館で。上映三日目だが昼間だからかガラガラ。個人的にどういう人がこの映画を見に来るのかよくわからない。恩田陸ファン？それってそんなにいるのか？

地味な青春映画

もう原作もあんまりよく覚えてないので、差異とかわからなくてかえってよかったかもしれないが、映画としてはどうでもいい感じですね。モンキー・マジックの曲がかかっても割と盛り上がらないし。あいかわらず誰がコレを見て楽しむのかよくわかりませんで申し訳ない。演出的にもコメディが入ったりなんだりで一貫性がなく微妙。映画館の観客もときたま苦笑ぐらいの感じ。

中途半端なアニメーションが入るよ

この演出が痛々しい。なんか専門学校生が作ったようなアニメのキャラが出てきて主人公に語りかけるという…。それこそ一高の漫研が書いたんじゃねえかってくらいの。

ほとんどロケです

素晴らしいことに（？）全篇ほとんどロケです。回想で主人公の家が出てくるけど、（あとアニメ）基本的に全部歩いてるシーン。大変だっただろうなー。コースの取り方など細かい点については後述します。学校のシーンも全部水戸一高を使っておったね。教室にパソコンが置いてあった事に時代の流れを感じました。

名脇役がワキをかためるよ

田山涼成、徳井優、温水洋一、嶋田久作など素晴らしい俳優さん方がちょこっと出てきてワキをかためる。あと柄本明の息子が出てきてはっちゃける。このはっちゃけぶりは「真夜中の弥次さん喜多さん」以来な感じ。

マニアックなツッコミ

をしようと思ったけど不毛なのでやめた。けっこうありえないコース歩いてますよ。個人的な経験的にも、原作的にも。以下のロケ地サイトを見るとわかります。
http://movie.geocities.jp/yoru_pic/location.html
わかる人にしかわからないと思いますけど、ゴールここですもんね↓
http://www.mito1-h.ed.jp/annual_event/others/3-20050802/yorupic0802.html
どうして最後の坂を登ったあと、そこに着くんだ！？とｗ。いいんです、そんなことは。そう言ってみたいだけだから。

まとめ

なんだかんだ言ってＤＶＤが出たら初回特典付きのやつを速攻買うと思う。だってレアだから。