06秋ドラマ出だしまとめ

いろいろ忙しくてようやく撮りだめしておいたものを見たので感想を。
◎=本命 ○=見続ける △とりあえず録ってつま見 ×切捨て

とてもよい。いま若い女優であれだけ顔面を崩せるのは上野樹里さんしかいません。「純情きらり」よりもピアノを弾くシーンを撮るのがうまいし、実際に本人弾けるらしい。キャストが豪華すぎ。テンポ良し。音楽がいい。ひさびさに月9を見ようという感じに。絶賛。
という風に言えるのも原作を読んでいないからかもしれません。原作厨のひとから「ないですよ、あれは。原作と違うし。」みたいなことを言われたので、「まだそんなくだらない事を言っているのか!」と小一時間説教をしたい気持ちになりました。
実写化の必要性に疑問を感じるマンガは多いですが、「のだめ」のドラマ化に関してはマンガでは表現の難しい「音」が加わっているという点で功績があると思います。特にクラシックのマンガであるということであまり曲のイメージが大きくそれることなく「NANA」のようにはならなかったということでしょう。

「僕」シリーズ最終章らしい。なので雰囲気は相変わらずよそよそしく、大変辛気臭い。「フォレスト・ガンプ」的と言ってしまえばそれまで。自閉症の主人公に対して、香里奈演じる都古がよき理解者すぎてかえって萎える。本仮屋ユイカさんが大変かわいい。みどころとしては主人公に嫌悪感を抱いていた人々が、何かの拍子でふっと心通わすところなど。

いろいろ無理があるドラマ。設定からしてとにかく志田未来主演で問題作をやりたいというねらいがミエミエで萎える。主人公が子供を生みたいと思う気持ちになる事を視聴者に説得させるにはあまりにも描写がたりない。

好きな枠だしそれなりの役者が揃っているが、映画が先行したという事もありいまひとつパッとしない感じ。ドラマの強みとして時間が多く使えるので、より細かいエピソードが多分見どころ。といっても今のところ筋を追うくらいのひろい見する気にしかなれない…。

長澤まさみさんのかわいさを堪能するためのドラマ。それ以外はわりと普通のコメディヤクザもの。3話でメガネを外してしまったのでかわいさ半減です。組長が啖呵をきるシーンが見どころ。そろそろ飽きてきた感あり。

同作者の先行作品とかぶりすぎ。金曜ナイトドラマならではのサプライズがなく、主演のベッキーにも新鮮味が無かった。杏さゆり演じるサバサバした女の子はよかった。見続けるのは難しい。

ミスター味っ子」的なマンガドラマ。いろんなところからいろんな要素をサンプリングしていて楽しい感じです。特に覇気のない堀北真希さんが決めセリフを言うところなんか素晴らしいですね。これが普通の元気娘だったら見る気がしません。見てたらお好み焼きが食べたくなった。

全体的に秋ドラマは競争が激しく、視聴率の奪い合いで格差格差?。数字的には「コトー」がぶっちぎりで、なんなんでしょうこれは、僕には全然理解できません。あの木10の病院枠が嫌いです。「のだめ」は思いのほか振るわずですね。「14才の母」は大体ねらい通りの数字でしょう。「僕」もまあまあ。あと「セーラー服」メディア露出が多いわりに数字はいまいち。ここまでが15%勝ち組ライン。あとは10%切るのが結構ザラですね。今季は日テレ土9の枠「たったひとつの恋」はダメっぽいですね。ケータイ小説みたいなタイトルのドラマですが、主にこの枠のターゲットである中高生は興味なしですかね。亀梨さんが前季に引き続き、落ち目です。