SO902iユーザーはiPhone 3Gへの適性が比較的高そうだと思った件
突然気づいた。雑だけどまあネタレベルなので。
docomoのSO902iはすでに発売から3年が経過しており、型遅れもいいところのマイナーケータイであるが、一部ではおそらく熱狂的な支持を集めているのではないかと勝手に推測できるくらい独特の端末だと思う。特徴は以下の通り。
- ドコモのケータイでありながらストレートのケータイだ。
- そのくせ短い。
- 操作ロックはトリガーで行う。
- 画面が小さく、もちろんワンセグなど見られない。
- くソニー仕様全開で、補助記憶媒体はメモリースティックだ。
- 電池の持ちはやたらいい。
- ボタンが小さく打ちにくい。
以上のごときドマイナー端末のユーザー(今でも)であれば、きっとiPhoneへの適性が高いんじゃないかと思う。
端末との外観、操作手段の問題
シェルズとスライダー
憶測全開でいうと、従来の折りたたみ式ケータイのユーザーであれば、もうケータイを折りたたんだり、開いたり、その操作自体に快感もしくは陶酔を覚えるほど、ケータイ操作始動の儀式としてのケータイ開閉、これに慣れ親しんでいるはずだ。その根底には、ケータイの画面とボタンとは外部から守るもの、隔離するものという考えがしみついているという背景がある。だから、むきだしの表示画面と操作手段が一体となった端末に対しては、誤動作や画面損傷への耐えられないほどの恐怖を覚えるのだろう。
このような開閉式のユーザーを、貝殻のような端末にちなんでシェルズとでも呼んでおこう。
その点、スライド式端末のユーザー、スライダーはこれを克服しているものと考えられる。スライダーたちは端末の開閉に耐えられなくなった。それはワンセグ導入もあって端末の長大化が進み、端末の開閉に必要な力のモーメントが大きくなったからだ。
スライダーたちは、ノーマル状態の端末で必要最低限のボタンだけでメールの内容を確認できるようになった。
このように、ユーザー進化としてはシェルズ→スライダーが正当な?進化ルートであるのだが、SO902iユーザーはいずれにも当てはまらない。SO902iユーザーはこのいずれをも面倒である、迂遠であると拒絶したユーザーだからだ。もちろんこの発想はSO902iユーザーに限定されないで、すべてのストレート型端末ユーザーに言えることだが、SO902iは特に端末が短い。ストレート型端末の弱点は、結局端末自体が長大化してしまうことだが、SO902iは操作性や画面の視認性などすべてを犠牲にすることでコレを解決した。
要はパカパカの開閉が無くて端末が短いところがiPhoneと似ているというだけだ。これを言うためになんとアホなほど紙幅を費やしたことか。