ついでにラフについて

ついでに映画「ラフ」ですけど、速水もこみちが明らかにミスキャスティングなのと、ドラマ「レガッタ」の低視聴率ぶりをみると、「もこみち+水もの」というのはうまくいかないんじゃないかと思ったものの、監督:大谷健太郎、脚本:金子ありさ、音楽:服部隆之というのはこれはすごいそうそうたるメンバーだな、大コケなんて許されないんだろうな、大変だなという感じ。
きっと誰もが「タッチ」に続いての映画化及び長澤主演に対して「ああ、またか。」感を抱いていることだろう。で、次に実写映画化されるのは…と思ったら案外ネタが残ってないのね。「H2」はもちろん「じんべえ」、もしかしたら「スローステップ」あたりもどこかで実写化していなかったっけ?最近だと「KATSU!」というのがあるが、今ボクシングは最も避けたいスポーツだろう。
「ラフ」のキャスティングで面白いのは、小柳かおり役に市川由衣がきているというところ。この主人公に横恋慕的なポジションというのは全くもって「クロサギ」のそれであって、映画が先かドラマが先か知らないが、どうしてそのまま持ってくるかなー、というか最近のトレンドでもある。さらにダブルミーニングとして、市川由衣は「H2」で雨宮ひかりを演じているので、浅倉みなみの長澤とのあだち的幼馴染キャラ対決にもなっている。これは興味深い。その他はそれっぽい人たちを配したなーというマンネリ感は否めない。
ともかく「タッチ」が見たくなった!