短答の場面想起力、あと理解系、暗記系

はい、かなり怪しいフレーズが並びましたよっと。

場面想起力とは

遠隔交通不便の地にあるものとか法人格なき社団とか成年被後見人とか出てきたときに、じゃあそれは具体的に例えば誰でっていうのを思い浮かべることができる能力っての?まあ、それだけではなく、題意把握、試される法的趣旨把握(←それも題意把握だ)とかをできるという。
それは学習データベースありきの話だから、先日の「短答の問題文から脊髄反射で条文」ってのはウソだよねっていうことになる。だから先日の議論は不毛?
やっぱり、問題文→学習データーベース→条文データベースという風に問題文と条文の間にクッションとして学習経験による処理が介在するのが必須になっちゃう(当然の話だけど)。ただ、根拠として条文データベースを参照してヒットさせるってことは必須ってことではあるんだけど。
何でこんな「条文」と「学習」ってのを分けようと気にしているか、どっちも一緒じゃんって言うと、合格者は必ず「短答は条文暗記」って口を揃えて言うからだよね。その理由は、いずれわかるのかもしれないけど、現状としては条文さえ覚えておけばOKってのは理解不能ってことです。

理解系、暗記系

なんかそんなことが書いてある短答攻略本みたいのがあるんですわ。昨日立ち読みした。
その分類の仕方に最初はうっかり「へー」とか思ってしまったけど、なんかそんなことは中学生くらいでもやりそうだと思った。言いたいことはわかるけど、そのわけ方はちょっとちがうな。理解にも暗記が必要だし、暗記にも理解が必要だから。