短答フェーズに入ってわかったこと

しばらく書かなかったのはわりと順調に勉強できてたからかもしれないが、短答フェーズのスケジュールをまわし始めて安定してきたので気づいたことをログ。初学者の成長の記録ということで。

最近は弁理士受験新報とかの合格体験記を読んでも全く感心しないというか、ウソだろそれはと思えるようになってきたというか、それは自分なりのスタイルが出来てきたからだろうと思うけど。

スケジュールまわしのこと

スケジュールを受験機関の答練にあわせたらえらいことになり、時間の制約のおかげでいっそうの勉強法の合理化がすすんだ。
例えば依然画策していたような自作ツールは企画だおれで終わった。作る時間がないから。例えば現在の短答講座では、通学であれば一週間に3時間1コマの講義が4回あり、そのうちの3回に1回は答練であり、その範囲はテキスト換算で150ページ程度であり、過去問集換算でも150ページほどであるから、一日おのおの30ページ程度は処理しなければならないので。といった事情。

順序を踏んで勉強したら過去問がサクサク解ける。コレはフツーなんだけど、条文を読むとかから始めるんではなく、LECの短答アドバンステキストというヤツを先に読んで予習をしてから講義を受けて過去問をやるとサクサクとけるなというものであり、ますます大手受験機関礼賛という感じになってしまうけどしょうがない。まあWセミナーでも代々木塾でもいいのかもしんないし。以下具体的に。

  • テキストの予習

基本的には全文読むけど、特にチェックするのは、条文からは導きづらい項目、他法、他条文との係り、該当する過去問、趣旨、理由など条文集だけを読んでいては気づかないこと。
初期は条文集も開いて一緒に蛍光ペンでマーキングしていたけど、時間がかかるので最近はカット。だからといって別に条文を読まないわけではなく。

  • 講義を聞く

講師によると思うけど、テキストを前読みしてある程度チェックしておけば、講義は耳で聞いているだけで理解できる。だから聴講は移動中でもできる。MP3にして、いつでも聴く。講義前半と後半とにわけた85分ごとの単位で保存してあるのを、もっと細かく分けることも考えたけど手間なのでやめた。

  • 過去問題集でアウトプット

短答の過去問題集は、赤ペン1本を挟んでおいて保持する。両手が開いている状態であればいつでも聴講より優先してやる。例えば電車で座ったとき。ただし、聴講していない範囲まで進んでしまったときはなるべく控える。効率が悪いから。
チェックする項目は各枝の○×とその理由。理由が外れた場合は○×が当たった場合でもハズレとしてチェックしておく。

  • 答練

これらの成果を答練にてチェックする。1問1分半くらいで終えるのが望ましいけど、ちょっと今のスケジュールではそのレベルには達しない。15問60分が精一杯。この辺が課題ではあるが、現状いっぱいいっぱいかもしれない。

試験傾向的なこと。

多分論文試験の採点者は増やせないので、短答で落としまくるのだろう説有力。しかも新制度の一年目なので全く傾向が読めない説有力。
また、難易度を上げるか、合格最低点ボーダーのみを上げるかで二派に別れる。
だから、過去の合格者の感覚ってのが全くあてにならないっていう可能性は大だよねということで、論文ばっかりやってる人が短答をないがしろにしていてくれるとありがたい。

というような雑談がここ最近の傾向。